世界へ誇る技術とは?
HOME > 世界へ誇る技術とは?

品質へのこだわり

聖書の技術「三方金」の仕上げは時間がかかります。でも、それだけのことはあるのです。

本の中の本と言われている聖書を扱っている関係で、海外の聖書を見る機会が多いのも星共社の特徴です。
西洋製本が発達したのはヨーロッパからですが、ドイツやイタリアの製本技術が最も進んでおり、
戦後の日本は50年遅れていると言われていました。

しかし、その技術と機械を参考にしながら努力を続け、
世界一厳しい読者に支えられた日本の製本技術は、
今やどの国よりも優れたものになっているのです。

書籍に三方金加工を施すことは、高級感をプラスするだけでなく、書籍を格段に長持ちさせます。
紙の変色や収縮を防ぎ、長期保存を可能にします。
その金色が長時間輝き続けるためには、金箔の材質、ベースとなる紙の色、紙の材質、
それらの組み合わせを熟知し、丁寧に加工を施し、
さらに幾度もチェックを重ねる職人の目と技が欠かせません。
その結果、お客様の大切な書籍を長い間守っていくことができるのです。
お客様には、その品質に仕上げるためのお時間をいただいています。

本が内容だけでなく、その重さを感じ、表紙と装丁を見て美しいと感じ、
手にとって自分の部屋に置きたいと思う、
電子化が進む現代だからこそ製本のセンスと
それを支える技術が大切になるのではないかと星共社は考えます。

⇒私達の手がけた商品を見る

星共社の世界へ誇る技術

星共社には世界へ誇る製本技術があります。
星共社の誇る製本技術は主に、三方金・三方銀』、『薄紙製本』、『特殊製本の三つがあります。

星共社の誇る技術『三方金・三方銀』、『薄紙製本』、『特別製本』

三方金・三方銀

三方金加工とは?

三方金加工

書籍の天・地・前小口に金付けする技術のことです。
卵白液を用いて、仕上げに金コロを熱して塗装部分を圧着させ艶出しする伝統的な方法と、小口の下磨きから箔付けする自動金付け機を使用する方法があります。自動金付け機使用といえども、書物の本文保護を目的とし、1年程度の飾り物で使用する手帳三方金とは異なります。
星共社の三方金技術は聖書製本に使用しているもので、目利きの専門店バイヤーなどの厳選事例が多々あります。

伝統的な手法で三方金作業をしているのは、国内で星共社が唯一で、講壇用聖書がそれにあたります。
金沢の純金箔を使用し特殊糊で貼りつけ、金コロ(金箔を圧着させる専用器具)でアイロン仕上げしています。
教会用講壇聖書は金沢市立安江金箔工芸館へも贈呈されました。

開業以来永年にわたり、国内の聖書の99%を制作し続けてきた星共社だからこその希少な技術なのです。
そのため目利きの専門店バイヤーなどからの厳選事例も多々あります。
ご要望に応じて、三方角丸にも金付け対応しております。


三方金加工は聖書の技術

三方金加工は全て手作業で行っていましたが、1955年に日本で初めて口語訳聖書が出版され、
多くの金付けの依頼に応えるため、星共社ではスイスから金付けの機械を導入して自動金付け加工を取り入れました。
天のみに付ける天金と三方の小口に付ける三方金があります。

皮装の場合、他の金属だと油脂で退色してしまいます。
金属の中でも変色しないことが本金を使用する一番の理由です。
聖書は大切な書物ですので、美しさの変わらない純金を使用していました。
今では板箔純金の三方金は滅多にありませんが、年に一度は純金による聖書の金付けを行っています。

⇒星共社の聖書製本

三方金のメリット

星共社にしかない職人の技

小口の金付けは手作業と機械とそれぞれの手法があります。
金付け工程をそれぞれご紹介いたします。

手作業での金付工程

  • 研磨

    1. 研磨
    金付けする面を紙やすりで丁寧に研磨する。

  • 糊付け・箔貼り

    2. 糊付け・箔貼り
    卵の白身に薬品を混ぜた特殊な接着液を刷毛で塗布し、一枚四寸二分(13.2cm)角の金箔を本の小口サイズに継いで貼る。

  • 圧着・乾燥

    3. 圧着・乾燥
    熱した金コロで圧着する。

機械での金付工程

機械の場合はアルミ蒸着したロール状のホイルが使われます。
ホイルにも種類がありますが、星共社は品質の良さからドイツ製を使用。
純金が最も退色がなく最高の輝きになるのですが、最近はホイルでも輝きが良いものがあり、紫外線による退色も抑えられ20~30年輝きを保つようになってきました。
機械を使っていても、そこに至るまでの箔と紙の選び方で長年の経験がものを言います。
箔を紙に貼っておきながら、紙同志はバラバラに開かなければならないという矛盾した作業なのです。
そのため星共社ではオーダーがきた時点で、まずはテストをして小口適性を見極めています。

  • 自動金付機

    1. 自動金付機
    ローラーで均一に接着剤塗布し、一方ずつ金付けを行います。

  • 角丸金付機

    2. 角丸金付機
    角丸加工しての金付が可能です。

  • 職人の手でチェック

    3. 職人の手でチェック
    ロール状のホイルを熱圧着で貼り付けていき、乾燥した後、職人の手でチェックされて完成となります。

ご利用料金と納期

三方金、天金、四方金のご利用料金と納期についてご案内いたします。
価格、納期ともに条件・状況によって変動いたしますので、お問い合わせいただいております。
下記料金は参考のための目安としてご覧ください。
講壇用聖書金付けのお値段は、時価対応です。納期は、当社都合となりますので予めご了承ください。

【 注意事項 】
※束=10mm以下、三方断裁済み支給の場合とさせていただきます。
※角丸の場合は料金10%増とさせていただきます。
※本金付のご利用料金・納期は、都度要相談となります。
※貼り金は年1回のみ特別受注のみの対応です。(時価)
※送料は1パレ以上は双方負担です。
※材質によりご要望に沿えない場合がありますので、事前にご相談ください。
※少部数の送料については、依頼者様のご負担となります。
※その他、特殊技術でのご要望は、発注前にご連絡お願い致します。
※出来あいのノート、メモ帳等への加工も可能です。(材質にもよります。)
※文庫本等並製書籍への加工も可能です。(材質にもよります。)
※名刺の四方金には適性試験が必要です。

TEL:03-3814-5775

三方金(メタリック)当社指定色 参考価格(総額表示:円)税別

部数B6判程度A5判程度B5判程度A4判程度納品期間
~10部 10,000 13,000 18,000 25,000 約1週間
~50部 25,000 32,500 45,000 65,000 約1週間
~100部 30,000 40,000 55,000 77,000 約1週間
~300部 57,000 75,000 102,000 144,000 約2週間
~500部 75,000 97,500 135,000 190,000 約2週間
~1,000部 110,000 140,000 200,000 280,000 約2週間
~2,000部 200,000 260,000 360,000 500,000 約2週間

天金(メタリック)当社指定色 参考価格(総額表示:円)税別

部数B6判程度A5判程度B5判程度A4判程度納品期間
~10部 5,000 6,500 9,000 12,500 約1週間
~50部 12,500 16,250 22,500 32,500 約1週間
~100部 15,000 20,000 27,500 38,500 約1週間
~300部 28,500 37,500 51,000 57,000 約2週間
~500部 37,500 48,750 67,500 95,000 約2週間
~1,000部 55,000 70,000 100,000 140,000 約2週間
~2,000部 100,000 130,000 180,000 250,000 約2週間

四方金(メタリック)当社指定色 参考価格(総額表示:円)税別※送料別途

部数名刺A5判程度納品期間
100枚 1,000 要相談 要相談

薄紙製本

薄紙印刷は、一部の印刷会社のみ可能な技術であり、製本についても高度な技術を必要とされます。

聖書や辞書などの本は、使いたい時にすぐに手にとって手軽に読めることが重要です。
しかも何年も何度でも繰り返し使えるようでなければなりません。
しかしどちらもその情報量は大変多く、一般的に文芸書などで使用されている上質紙で印刷すれば分厚い本になり、重い、厚い、置き場所にも困るといった問題がありました。

1841年イギリス商人(学生ともいわれる)が、インドからロンドンに持ち帰った白くて不透明な紙を見本にして聖書用の薄紙を作ったために、この用紙が「インディアペーパー」と呼ばれることになったとされています。

1884年日本では輸入の薄紙による「英和辞典」が発刊されましたが、用紙の国産化が望まれていました。日本製紙パピリア(もとの三島製紙)が、イギリスのインディアペーパーを目標に、シガレットペーパーの製造技術を基本にして、インディアペーパーを完成させます。(参考:日本製紙パピリア株式会社HP)
インディアペーパーは日本では薄紙と呼ばれていますが、現在の薄紙はより薄くより丈夫にするため、針葉樹の繊維を原料にし、酸化チタンでコーティングしてあります。

薄紙印刷は、一部の印刷会社のみ可能な技術となっていますが、製本についても高度な技術を必要とされます。
星共社では、1955年の口語訳新約聖書発行の頃から薄紙製本に対応していました。
製本機械そのものは、一般文芸書と同じものなのですが、職人の技術とノウハウの蓄積により薄紙製本には欠かせない製本会社となりました。

ビニール製本のタイトバックについて

通常のボール紙による背表紙では硬いので、手で押さえないと開いたまま固定できません。

広げておきたいページが、手で押さえなくてもいい、開いたまま、そんな製本がビニール表紙のタイトバックです。
通常のボール紙による背表紙では硬いので、手で押さえないと開いたまま固定できません。(複写の際、中央部が影になってしまった経験はありますよね?) そんな問題を解決したのが、柔軟で丈夫なビニールです。ところが反面ビニールは、温度や湿度で伸び縮みしやすい素材です。どこの製本屋さんもやりたがらないのです。
星共社では、ビニール表紙を扱う高度な技術を持ち、数多くの経験があることから、ほぼ独占的にビニール製本のタイトバックを扱うようになりました。それは日本独自の技術で、海外にも自慢できる技術のひとつなのです。

ビニール製本のタイトバックの特徴

製本工程

  • 製本工程

    1. 折機械

  • 製本工程

    2. 丁合

  • 製本工程

    3. 糸綴

  • 製本工程

    4. 下固め

  • 製本工程

    5. 三方断裁後

  • 製本工程

    6. パラ検品
    (汚れ・紙折れ等チェック)

  • 製本工程

    7. 丸み出し
    (コンパクトライン入口)

  • 製本工程

    8. 背糊付け

  • 製本工程

    9. 箔押し

  • 製本工程

    10. 表紙クルミ

  • 製本工程

    11. 最終検品

  • 製本工程

    12. 自動包装

その他特殊製本

聖書や辞書の様々な装丁に対応するために、星共社はその技術を磨いてまいりました。
そのいくつかをご紹介します。

金版(真鍮版)

永久保存版の高級本、学術書には真鍮版の文字や文様でワンランク上の装丁を施してみてはいかがでしょうか。

高級本にとって特に重要な役割があるのは表紙の装丁です。
金箔や銀箔を押した文字や文様は「箔押し」と言いますが、何もつけない場合は「空押し」と言います。
その文字や文様を刻む方法は、銅版に機械で彫りを入れるのが一般的ですが、星共社が扱う特別な本では真鍮版を用いています。
真鍮版は一文字一文字職人が丁寧に彫り上げるのですが、一文字に五日かかることもあります。そこまで時間をかけるには訳があるのです。真鍮版は銅版に比較し、彫った角が鋭角となりつぶれにくく、箔押しや空押しした場合の際(きわ)が大変シャープなのです。しかも保存性が極めて高いのです。
永久保存版の高級本、学術書などには真鍮版の文字や文様でワンランク上の装丁を施してみてはいかがでしょうか。

金版(真鍮版)の特徴

折り皮装

聖書の中身を保護するために、通常の皮装よりも大きな皮でカバーするものです。これは手作業で糊付けされ、四方の皮の角を芯の板紙の丸みに沿って折りたたみ、内側に反るようにして丸みをつけます。

折り皮装

大型本

通常の製本機ではB7からB4までが限界ですが、A3まで対応した大型本を製本することができます。

大型本

小型本

手帳よりも小さい聖書や辞書がありますが、これらも手作業で金付け、製本を行っています。

小型本

講壇用聖書

一般の製本の厚みの限界は広辞苑までで、それ以上1mm厚くても全く対応できなくなります。その場合は手作業による製本になります。

講壇用聖書

多様なデザイン

金色の他に銀色、カラーメタリック、顔料箔など用途によってご相談に応じます。
もちろん純金のオーダーも承っております。

■ゴム付きの聖書
■小口折表紙並製本
■特殊函使用

また、『金銀以外の輝き加工』にもご対応しますので、ご相談ください。
但し、材質によっては、ご要望に沿えない場合があります。
あらかじめお電話にてご相談ください。
⇒輝き加工デザイン参照

  • 資料請求・お問い合わせ
  • 資料請求・お問い合わせ
  • Craftib かがりノート
  • 三方金・三方銀
  • 三方金料金表
  • 対応地域:全国47都道府県
  • 星共社の三方箔付けには様々なデザインがございます。
聖書製本、三方金・三方銀のことなら株式会社星共社 聖書製本、三方金・三方銀のことなら株式会社星共社

[聖書製本三方金三方銀]
〒112-0002
東京都文京区小石川5丁目24番12号
TEL 03-3814-5775
FAX 03-3814-1014
5-24-12 Koishikawa, Bunkyo-ku, Tokyo 112-0002 Japan

⇒詳細