いたばしスキルアップMBA講座 リスクマネジメント

板橋区立企業活性化センター いたばしスキルアップMBA講座 リスクマネジメント

2015年8月29日(土) 板橋区立企業活性センター2階研修室
 
講師:ビジネス・ブレイクスルー大学 経営学部 グローバル経営学科専任教授 野間口雅彦氏

講義の目的
 ・企業・個人の様々なリスクを避けて活動出来ない現状においてリスクマネジメントは極めて重要な経営課題の一つ
 ・リスクの分析・洞察⇒企業経営力・個人の生活力の向上  豊かな人生を送るためのヒントを得る

講演内容
 1、企業のリスクマネジメント
 2、日本を取り巻く状況
 3、個人のリスクマネジメント

 ・リスクの認知 
  ・危険なのに安心している
  ・危険かつ不安←ただし何もしないのであれば危険内で安心している方がまし
  ・安全なのに危険を感じる:もっとも危ない(9.11飛行機テロによる自動車死亡事故増加)
 
 ・リスクマネジメントとは、
  これから起きるかもしれない危険に対して事前に対応しておこうという行動
  (リスクを組織的にマネジメントし、損失などの回避または軽減をはかるプロセス)

 1、企業のリスクマネジメント
  企業をめぐるすべてのリスク
  ①戦略リスク:事業戦略、商品戦略、他戦略
  ②金融リスク:市場、流動性、信用、他
  ③オペレーショナルリスク:システム、事務、人的、規制・制度変更、リピュテーショナル(評判)リスク、他
  ④自然災害:地震、津波、火事、台風、他
  ⑤その他:カントリーリスク

 ・全社的リスク管理(ERM)は
  ①事業体のトップ、その他の組織内の者によって遂行され
  ②事業体の戦略策定に適用され、事業体全体にわたって適用され
  ③事業目的の達成に関する合理的な保証を与えるために事業体に影響を及ぼす発生可能な事態を認識し
  ④事業体のリスク選考に応じてリスク管理が実施できるように設計された
  ⑤一連のプロセスである

 ・リスク対応
  ①リスク回避:リスクを引き起こす事業をやらない
  ②リスク軽減:業務の見直し等によりリスクを減らす
  ③リスク共有:保険・ヘッジ等により他者と共有
  ④リスク受容:リスクをそのままにしておくことにする(きちんと考えてリスクを放置)

 ・失敗に学ぶ
  ①発生した失敗の再発を防ぐ
  ②責任者の評価を下げない
  ③失敗を共有し、組織のノウハウとする

 ・金融リスクマネジメント 
  ①ファイナンスにおけるリスク
  ②バブルの影響
  ③ストレステスト(リスクマネジメントの一手法)
  ④リーマンショックの影響
 ⇒ヒートマップを作成し、定期的にリスクの検証を行う

 ・法務リスクマネジメント

2、日本を取り巻く状況⇒個人に大きく影響する
 ・財政赤字
 ・少子高齢化問題

3、個人のリスクマネジメント
 ・国内外情勢把握
 ・自然災害(ハザードマップなど)

個人の生活力の向上から企業、社会へと貢献する重要性を強く感じた講演でした。

2015年8月31日(月) ㈹杉江誠

  
  

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