月別アーカイブ: 2016年2月

東京商工会議所サポートディスク(東京北) 次世代リーダーミーティング

東京商工会議所サポートディスク(東京北) 次世代ミーティング

2016年2月24日(水)ホテルメトロポリタン池袋

1、講演会 「周りが動き出すリーダーシップ」
  講師:株式会社ウィルフォワード 人材育成トレーナー 佐藤 政樹氏

・リーダーシップとは
 自分の関わりによって相手が影響を受けて自ら行動に移してもらうこと

・思考・行動パターンについて
 ・枠内・・・安心、居心地の良い世界
       思い込み、固定概念、自分の中の常識
     ⇒枠内では問題解決できない

 ・枠外・・・不安、やったことのない未知の世界
     ⇒枠外へ一歩踏み出すことで、「成長」「進化「目標達成」へ

・人を動かす「Why」=人の心の核となる部分
  様々な問題、状況に対し「Why」なぜそうなるのか、まで深く掘り下げることを日々考え、積み重ねていくこと⇒「肚」に落とし込む
 ⇒・ブレが小さくなる、なくなる:心が安定する
  ・自分の想いを「実感」として届けることができる
  ・組織全員が「肚」への落とし込みができているとこのエネルギーはお客様、他者に伝わる

・「頭」の人、「胸」の人、「肚」の人
 ・「頭」の人・・・論理的、分析的
 ・「胸」の人・・・感情的、努力家、頑張り屋、必死、 でも自己満足でしかない
 以上は「アマチュア」レベル
 ・「肚」の人・・・説得力、動じない、自然体 ⇒ 他者満足の精神
  「プロ」レベル  言葉を「実感」として語る ⇒ 相手に「心」を届けることが出来る

2、パネルディスカッション「事業を100年続けるためのリーダーシップ」

パネラー:渡邉製本株式会社 総務取締役 渡邉彰子氏
     株式会社フォルトゥーナ 代表取締役 榎本麻衣子氏
     ENVIROME株式会社 代表取締役 丸山智久氏

・ふさわしくないリーダーとは
 ・公私混同
 ・人を巻き込めない
 ・肚にある言葉をしゃべりすぎる
 ・失敗の許容ができない
 ・ビジョンが明確でない
 ・多様性を受容れられない、変化に気づかない

・事業を発展・進化させるべくリーダーのあるべき姿とは
 ・「船長」・・・進むべき方向を示す、役割が明確
 ・「予言者」・・・「見えているもの」を見る、掘り下げると同時に、「見えていないもの」を見る、予見する・・・ダメといわれるものの中にビジネスチャンス
 ・道を決める人

・引継ぎ、育成像
 ・「人の資質」の見極め 
 ・ミッション、ビジョン「自分たちの根幹は何か」を明確に叩き込む育成を  ビジョン:小さな仮説の繰り返し
 ・そのときの状況、変化によって承継する役割の違いがある
・100年続けるためのリーダー像とは
 ・自分磨きを続ける 
 ・相談できる仲間
 ・変わることを恐れない
 ・オンリーワンであり続ける努力  

2016年2月28日(日)㈹杉江誠

東京商工会議所文京支部 業績アップのための組織と個人の活性化手法

東京商工会議所文京支部 業績アップのための組織と個人の活性化手法

講師:株式会社プロモーターズ・カンパニー代表取締役、中小企業診断士 石川アサ子氏

2016年2月26日(金)文京シビックセンター地下2階

・ワーク・エンゲージメント(仕事との結婚)=「活力」「熱意」「没頭」
  仕事に誇り(やりがい)を感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得て生き生きしている状態(時間を忘れて熱中している状態)
 ⇒コミュニケーションと人事システムにより「個人資源」「組織資源」を活性化させる

・社員の元気とやる気を引き出すコミュニケーションの手法
 ①基本的傾聴の連鎖・・・ひたすら傾聴すること
 ②観察・・・相手はどんな反応を示すか、どのような行動をしているか
 ③かかわり行動・・・目線を合わせる、相手の言語の繰り返し、声のトーン

会社と社員が同じ目標を持ちゴールに向かって楽しく力一杯走れるような仕組みをつくることが組織の設計である

2016年2月28日(日)㈹杉江誠

 

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所 「論語とそろばん」セミナー2016 第3回経営者インタビュー(1)「論語とそろばん」一致の現場

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所「論語とそろばん」セミナー2016 第3回経営者インタビュー(1)「論語とそろばん」一致の現場

講師:㈱小宮コンサルタンツ代表取締役、経営コンサルタント 小宮 一慶氏

2016年2月23日(火)日本工業倶楽部2階大会堂

・影響を受けた論語の言葉
 「吾、日に三度吾が身を省みる」
  「成功する人」とは                ⇔ 「うまくいかない人」とは
   ・前向き(チャレンジする気持ち)            ・同じ失敗を何度も繰り返す
   ・利他の心
   ・反省する心(振り返り)・・・失敗から何かをつかむ
  「振り返り」について
    ・学ぶこと=省みること・・・「人の意見、考え」をありのままに受容れること⇒本当のところ(本質)が入ってくる  
    ・「自分が絶対に正しい」と思わないこと
    ・自身に「徳」があるかを考えること
   考えなくても出来る、行動するようになるまで日々の修練を積み重ねること
    ⇒日々自身を鍛えなくては、磨かなくてはだめ!! (車の急ブレーキの直感は修練の賜物)  

 「晏平中、善く人と交わる。久しくして之を敬す」
  「長く付き合って尊敬される人」とは
   ・ブレない(裏表がない)
   ・日々進歩している・・・日々の積み重ねしかない  アウトプットし続け世間の評価を受ける→次への糧へ

・影響を受けた渋沢栄一の思想、行動
  若い人の訪問には必ず会う
 「義」と「利」のバランス
   ・・・お客様第一だけでは生きていけない⇒「義」だけの追求だけでは良くない
     「利」が全面に出ていると恨みを買うことになる
    ↓
  「正しさ」のものさしを持つこと・・・数千年前から正しいと言われてきたことをまず勉強しておくこと!(論語など中国古典他)
  「公」「義」は日本の昔からある考え方 (日本人ほど儒教の考え方をより高めた人種はない)
    ⇒日本人の遺伝子に「儒教」「武士道」の考え方が根底にある(儒教、武士道:日本人に一番わかりやすい)

・「会社の価値」とは
  ◎独自のサービスで社会貢献をすること!
  ◎回りで働く仲間を幸せにすること! ⇒ ①働く人々に幸せを与えられているか
                      ②経済的満足
  「お金を追うな! 仕事を追え!」← 正しい生き方が世の中にはある!
  「人生を串団子のように生きなさい」=人生の根幹
    外せない(外してはいけない)団子
   ①自分
   ②家族
   ③組織(会社)
   ④社会(国)     どれも外してはいけない! 自己犠牲はだめ!

・働く幸せを与えるためには ⇒ 社会に存在する意義を認識してもらうこと
 そのためには「良い仕事」に集中すること  ⇒  利益は後からついてくる!
        ①お客様が喜ぶ仕事         次の人のために仕事の手間を少なくしてあげる意識が育つ
        ②働く回りの仲間が喜ぶ仕事    
        ③工夫の実践            
 ・お金(利)を追う仕事は× 現況:拝金主義に毒されてる人、企業が多すぎる⇔世間は「仕事」を求めていることを忘れないこと  
 ・お金(利)をきっちりもらえる「良い仕事」をすること
 
・会社(組織)をまとめるヒント
 ①自分たちが「一番厳しいお客様の目線になれるか!」に集中すること
   マーケティングの根幹:お客様は商品やサービスを買うことで満足を得ようとしている
  ⇒・普段からお客様志向の小さい行動を徹底、追及する ・・・企業経営の根幹
   ・まずは「型」から意識させる (客、呼び捨てではなく「お客様」)
 ②「覚悟」が必要
   ・先頭に立つ覚悟
   ・責任をとる覚悟
 ③うまくいかないときは「振り返り」を・・・自分たちに何が足りなかったかを反省し、掘り下げる
「ダム経営」・・・ある程度貯めた財務体制をつくり、窮したときに「お客様のため」「従業員のため」にお金を使う
     自分たちがしんどいときはお客様もしんどい
     高収益ビジネスモデルの確保

・「経営」とは
  ①企業の方向づけ・・・何をやるか、何をやめるか  ← 意思決定が正しかったかを反省する
  ②人のための資源の最適配分
  ③人を動かす・・・「覚悟」が必要!
 ⇒
 ・外部環境の理解が大事⇒世の中の流れを読む (例)新聞のトップページから読む習慣→自分の関心を社会の関心に合わせる
                         ⇒新聞、雑誌、本、お客様からの情報は膨大
 ・「For the company」で意思決定する訓練をすること(ちょっとした小さなことの意思決定の振り返りを積み重ねる訓練からはじめる)
    ←根底には「正しい考え方」がないとだめ
 ・多様な変化への対応:「率直」「謙虚」であること・・・「アンテナ高く、腰は低く」:腰を低くしないとアンテナは高くはならない
             
・「経営者」(リーダー)の資質とは
 ・「伝えること」「教えること」の両方ができないとだめ
   「伝えること」:気持ち(幸せになること、社会を良くすること)・・・自身が信じたこと以外は伝わらない
   「教えること」:方向性
  どちらが出来ていないのかを考える、省みる
  「伝えないといけないこと」を「教える」のはだめ!
 最上のリーダーは存在さえ意識されない・・・従業員に正しい考え方を浸透させ、しくみをしっかり作っている
                       ⇒従業員は指示がなくとも自ら考えて行動する
                          
2016年2月28日(日)㈹杉江誠

板橋区産業振興公社 平成27年度いたばし働きがいのある会社賞表彰式 特別講演「人が輝く組織を作る」

板橋区産業振興公社 平成27年度いたばし働きがいのある会社賞表彰式 特別講演「人が輝く組織を作る」

講師:西精工株式会社 代表取締役社長 西 泰宏氏

2016年2月22日(月)ハイライフプラザいたばし

 社員満足度=社員幸福度 「関わる人たちの幸せを追求する そして自分たちが幸せになる」
 「大家族主義」← 社員を愛している、社員の家族の分まで背負う『覚悟』が出来たこと  
 オープンにし「全てを分かち合う」 ⇒ 自発的に個人を社員の皆が助ける社風
  
 明確なビジョン作り
  90年続いてきた企業に感謝の念を抱き「振り返ること」(最も大切なこと)⇒ ここに必ず強みがある  
   ・これまでの強みを洗い出す
   ・製品、企業の歩みの歴史を振り返り掘り下げる
  必要な要素
   ・3、5、10年後の設計図
   ・人が育っていること 「ものづくり」=「ひとづくり」
   ・マイナス要素を取り除く
     変化の激しい日常で日々変わる価値観の中、古い価値をぶち壊し、新しい価値を見出す
     合わない社是、社訓もぶち壊す 
  「創業の精神」(一番大切にしてきたものの振り返り):人間尊重・お役立ち・相互信頼・堅実経営・家族愛
     ⇒  「経営理念」⇒「ビジョン」⇒「行動指針」⇒「行動規範」を徹底、やり通す!
   毎日の朝礼で唱和→日々「創業の精神」「経営理念]に関わることをしてきたかを振り返り、成功体験を積み重ねる
     *「しくみ」では人は動かない「リーダーが信頼されていること」が大事
   「朝礼」が最も大事、次に「生産」
 
 幸せになるための勉強会
  「感謝力」=「人間力」=「仕事力」 感謝することで大きな気づきを得る
    周りの人、大切な人の良い所を3つ挙げる ⇒ 「感謝」しかでてこない!
  働く従業員の意識が変わる・・・仕事を「やらされている」⇒「自分たちが何とかしたい」
  
 変わったのは「経営者」
  「社員の幸せが自分の幸せ」との信念 ⇒「こうすべきだ」「こうあるべきだ」ではなく、「皆で幸せになる」考え方を!

2016年2月28日(日)㈹杉江誠
  

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所 「論語とそろばん」セミナー2016 第2回比較の視点からみる渋沢栄一の「義利合一」思想

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所「論語とそろばん」セミナー2016 第2回 比較の視点からみる渋沢栄一の「義利合一」思想

講師:横浜国立大学国際戦略推進機構基盤教育部門准教授 于臣氏

2016年2月16日(火)日本工業倶楽部2階大会堂

1、中国の渋沢研究、儒学の解釈
 中国には渋沢栄一の「義利合一」の解釈は無かった
 ⇒近代化に向けて渋沢栄一の「論語」の解釈が取り入れられた
   日本の近代化がなぜ中国より進んできたか? ⇒ 実業家の役割が大きいのでは ⇒ 渋沢栄一研究へ
   1980年代の儒家批難から脱出 中国政府も2006年TV番組で資本主義(西洋文明)を評価

2、渋沢栄一と張謇
  張謇(1853~1926)・・・清末民初の政治家、実業家、教育家
   中国近代化の先駆者・・実業振興を志して官途を断念し、大通に紡績工場を経営、その他干拓、汽船、鉄工所などの企業を経営:江南実業界の立役者 師範学校等各種の学校、図書館、博物館の設立等、文化教育事業にも活躍

 ・両者の共通点
   それぞれ自国の実業家の代表
   儒家の素養 ⇒ 論語による義と利・・・「義を正してその利を譲らず」
   官僚を経験し、官界から実業界へ
   教育活動
 ・相違点
   渋沢栄一             ⇔  張謇
   ・商工業重視              ・農業を最重要視
    最初の儒家思想(論語)重視     商業に取り組んではいるが農業重視から抜け出していない              
    「孔子の道は元来実効実用を尊ぶ」
   ⇒近代化への相違へ
   日本:統一した国家規模での展開
   中国:統一した思想はない、地方自治 ⇒ 国家レベルに寄与しない

3、中国における国学の復興
   文化大革命など・・・古い思想は共産主義に合わない(差⇔平等の概念から外れる)
  ↓
  ・背景:格差問題・・・貧富格差、地域格差(沿海⇔内陸、都市⇔農村)
      道徳問題・・・中国政府「調和のとれた社会を!」
             彭宇事件(2006年)⇒ 転んだ人を誰も助けない・・・道徳の深刻化
              ・・・転んだ老人を助け起し病院に送り届けた彭宇さんだが、その老人は彭宇さんに突き飛ばされたと告訴、犯人と認められる
  ・取り組み 
   ・大学:名門大学での国学講座の開設
   ・TV:「百家講壇」放映 国学を広く取り上げている
   ・書籍:宇丹「論語心得」540万部のベストセラー
   ・都市部で公共広告、ポスター
  「儒商」・・・儒家道徳を持って、商売を取り込む商人 ほぼ有名大学出身
   張瑞敏:ハイアール会長兼CEO 「仕事は論語」「修養は老子」「経営は孫子兵法」

 儒学の心性論は人間の心(義vs利)に対して、通用する大きな示唆を与える
 「論語」をはじめ儒学を読み直すことで自国の伝統文化を取り戻すことが大切

2016年2月21日(日)㈹杉江誠 
 

東京商工会議所 2020年東京オリンピック・パラリンピック説明会

東京商工会議所 2020年東京オリンピック・パラリンピック説明会

講師:東京オリンピックパラリンピック競技大会組織委員会 総務局長 雑賀 真氏

2016年2月15日(月)丸の内東京商工会議所会議室5・6・7

アクション&レガシープラン2016中間報告
・基本的な考え方(アクション&レガシープラン)
  アクション:「オリンピック・パラリンピックは参加することに意義がある」⇒できるだけ多くの方々、自治体や団体に参画
  レガシー :「スポーツには世界と未来を変える力がある」⇒次代を担う若者や子供たちに継承

・アクション&レガシープラン2016策定に向けた重要な視点
 1、参画
    全国で企画・イベントを実施、多くの方が自治体や団体に主体的に参画
    企画・イベントなどの「認証」のしくみをリオ大会前までに構築
 2、パラリンピック
    高齢化先進国に向けた問題解決や、共生社会の実現・確立に向けたきっかけとなりうる大会
    東京は世界で初めて、同一都市で2回目のパラリンピック大会が開催される都市
 3、2018~2022年の間の大規模大会との連携
    2018年平昌(韓国)、2020年東京(日本)、2022年北京(中国)
    2019年ラグビーワールドカップ
    2021年ワールドマスターズゲーム

・アクション&レガシープラン2016を構成する5本柱
 1、スポーツ・健康
    誰もがスポーツを「する・観る・支える」社会、アスリートが活躍する社会、パラリンピックを契機とした共生社会
 2、街づくり・持続可能性
    街づくり:ユニバーサル社会の実現、魅力的で創造性を育む都市空間、都市の賢いマネジメント、安心・安全な都市の実現
    持続可能性:持続可能な低炭素都市の実現、持続可能な資源利用の実現、水・緑・生物多様性に配慮した快適な都市環境の実現、人権・労働慣行等に配慮した事業活動の定着
 3、文化・教育
    文化:日本文化の再認識と継承・発展、次世代育成と新たな文化芸術の創造、日本文化の世界への発信と国際交流、全国であらゆる人の参加・交流と地域の活性化
    教育:オリンピック・パラリンピックやスポーツの価値の理解、多様性(障碍者、国際)に関する理解、主体的・積極的な参画と大学連携
 4、経済・テクノロジー
    経済:高性能経済、底力の発揮、高齢化先進国への挑戦
    テクノロジー:感動の共有、For All、高信頼・高品質の安全、水素社会の構築
 5、復興・オールジャパン・観光・世界への発信 ・・・日本の良い所をアピール!
    復興:被災地でのスポーツ実施率の向上や子供たちの体力向上、将来的なおりんぴあん・パラリンピアンの輩出を企図
       復興の姿を継続的に世界に発信し、大震災の記憶の風化防止、風評被害の払拭
    オールジャパン:多くの人がイベント、ボランティアなどに自ら参画し、大会の感動と記憶を後世に伝承
            大会のポジティブな影響を隅々まで波及させ、地域の一体感の醸成、地域経済、コミュニティの活性化を企図
    観光:外国人旅行者が快適に滞在できる環境整備によるインバウンド増
       各地の観光産業活性化により、地域によるインバウンドの受入促進、交流⇒地域の人々の財産へ

2016年2月20日(土)㈹杉江誠

板橋区企業活性化センター 第112回いたばし起業塾「外国人家賃保証のパイオニアが語る今後のインバウンドビジネス!

板橋区企業活性化センター 第112回いたばし起業塾「外国人家賃保証のパイオニアが語る今後のインバウンドビジネス!」

講師:㈱グローバルトラストネットワークス 代表取締役 後藤裕幸氏

2016年2月16日(水)板橋区企業活性化センター2階研修室

 ㈱グローバルトラストネットワークス(以下GTN)
 ・事業内容 外国人専門の家賃保証事業
       外国人専門の不動産賃貸仲介事業
       外国人のための生活サポート事業
       外国人のためのアルバイト探し支援事業
       外国人のための格安携帯電話事業
 ・従業員数 96名(2016年2月現在) 内、外国人70名以上、女性半数以上

・GTNが果たすべき役割
  日本で頑張る外国人すべてが「日本に来てよかった!」といってもらえるような日本の構築
・現在のインバウンド市場をどう捉えるべきか
  ポテンシャルは4~5,000万人(2015年:1,930万人)
  日本は世界でも相当魅力的な国(来訪者リピート率№1)
   ⇒本物の日本文化を世界に広める
  日本の常識は世界の常識ではない ⇒ 思考停止せず、疑うこと
・日本人は外国人とどう向き合っていくべきか
  国は引っ越しできない⇒「ワンアジア構想」
  日本人の価値観、感性は世界で特殊⇒外国人に押し付けるのではなく、その高い魅力をアピールすること
・会社を一つに
  優秀な社員の定義:自社のミッション、ビジョンの理解とそれへのパッションが高いこと
  「信頼」「情報」の共有、ルールの単純化によって社員の迷いがなくなる
  オープンマインド・・・経営者側からどれだけ心を開けるか 愛情を持ってだめなことはすべて指摘!(事前告知しておくこと)
・「やらない選択」を重要視
  ミッション、ビジョンと違うものは×
  間口が広いとぼやけてしまう
・マーケットシェアの徹底
・ブランディング(目立つこと!)

2016年2月20日(土)㈹杉江誠

とみん経営研究所 首都圏直下地震に備える!中小企業のための「社員と事業を守る防災対策」

都民経営研究所 首都圏直下地震に備える!中小企業のための「社員と事業を守る防災対策」

講師:防災システム研究所 所長 山村武彦氏

2016年2月18日(木)明治記念館2階「鳳凰」

危機管理も経営も同じ!
・危機管理=究極のリアリズム まず命が助かれば・・・
   マニュアル通りにできない、いかない場合は臨機応変な対応が必要!
・ペンジュラム(振り子)時代
  昨今は株価、為替、需給、安全などが振り子のように大きく揺れている時代
  リスクがあるからビジネスがある ⇒ リスクを調整し、チャンスを活かす経営を!
・危機管理の本質
  ・人的被害ゼロ
  ・広域互助
  ・迅速連帯
・防災予防訓練の必要性!  経営も一緒・・・事が起こらないようにする訓練を!
  現状の防災訓練は災害後対処訓練でしかない!(形式的)
 ⇒必要なのは、「防災予防訓練」  ・火を出さない訓練
                  ・状況別行動選択訓練
                  ・閉じ込められない訓練
・災害時でのドローンの利活用 ⇒ 防災革命を起こすツール
  活用例:マッピング、バイタルセンサー搭載、サーモグラフィ搭載、物資運搬、高所設備、倉庫整理・・・
  今後ドローンが本格的に利用される ⇒ どう使いこなすか!が重要
    米国:規制緩和、やがて日本も ⇒ 始まってからでは遅い 準備しておくこと
・企業の危機管理
  気づいたときには手遅れにならないように、
  ①情報、伝達のフィルターの除去
  ②ミスの発見のしくみ、報告、課題の作成
  経験、学習、課題の改善、バックフィット、知性の行使により、「正しい判断」「適切な行動」を!
・危機発生時に陥る心理、行動
  ・正常性バイアス   ・・・大丈夫だろうという思い込み(正常の偏見)
  ・集団同調性バイアス ・・・皆がそうだからと安心する
  ・確証        ・・・都合のよい情報のみの選択
  ・埋没費用の偏見   ・・・ここまでやってきたのだからと、撤収できない選択
  ・凍りつき症候群   ・・・心はそうでも、体が動かない ⇐普段から訓練していないから、すぐに臨機応変な行動ができない
   ⇑
 生き残る訓練をやっていないから!! ⇒ 実践的行動を! ・自問自答
                             ・結果(命、時間)の重大性
                             ・優先順位
・安全行動マニュアル (震度6強の災害を基準としたマニュアル)
 重要なのは①実践的行動
      ②生き残るための訓練
      ③命を守る対策の優先
      ④バックフィット(最新の技術、知見を取り入れた基準に適合するよう既存の設備を更新、改造すること)
 具体的なマニュアル作成を!
  ◎最優先すべきは、結果(命、時間(タイミング))の重大性!!
   どのように身の安全を図るか具体的な行動の訓練を習慣づける
  1、フロアごとに「安全ゾーン」を設置 「安全ゾーン」・・・閉じ込められない、転倒・落下物の少ない場所
  2、小さな揺れ、緊急避難警報⇒すぐに安全ゾーンの避難
  3、ドアを開ける(閉じ込められないようにする)
     ⇒待たずに行動するくせをつける その場に合わせた「命を守る」行動を 社員、家族に教えること

・災害発生時行動
  火災が発生したら・・・真っ先に『火事だ!!』と叫ぶこと
  1、知らせる(通報) ・・・経営においてもまず知らせることが重要
  2、消す  (応援)
  3、助ける (救助)  ⇒ これらの行動の仕組みをつくること!
  4、逃げる (避難)
・企業の責務
  ・供給責任
  ・誠実(履行)責任
  ・安全配慮義務
・企業が生き残るために・・・
  ・環境整備・・・安全な立地、設備の選択
  ・体幹強化・・・経営者、社員の危機管理能力強化
  ・許容限界・・・リスク(震度6強の大災害)に備える  「やらない」ことを決める
  ・補助連携・・・ボトルネック補完
  ・初動全力・・・キーマンとの迅速な意思疎通
  体制づくりを!
  ・人が死なない体制
  ・広域連携
  ・キーマン(社員、仕入先、得意先に分散)との連絡
  企業は、「自助」「共助」「近助」の精神を! ・・・助けられる人から助ける人へ
                           地域連携を

2016年2月20日(土)㈹杉江誠

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所 「論語とそろばん セミナー2016」 第1回 伝統と現代、それぞれの『論語』の読み方

(財)渋沢栄一記念財団、東京商工会議所「論語とそろばん セミナー2016」第1回 伝統と現代、それぞれの『論語』の読み方

講師:明治大学法学部教授 加藤 徹氏

日本工業倶楽部 2階大会堂

・「論語」は人生に楽天的 ↔ 聖書、仏教:人生:苦

・「論語」は生産財としての教養のバックボーン(江戸時代当時)
 ⇒当時は、「素読」で叩き込まれている人たちには「論語」は誰もが知っている共通理解
      「素読」・・・意味を考えないで、文字だけを超えを出して読むこと
  広瀬淡窓(1782~1856)
  「論語三言解」⇒ 当時の国政(開国か攘夷か)を「論語」の有名な文章に引き付けて論じる

・儒学と儒教との区別
  徳川幕府の方針により、「儒学」としては熱心に取り入れるが、宗教は仏教を中心とし、「儒教」は警戒し導入しなかった

・伝統と現代、それぞれの「論語」の読み方
  ・現代・・・一義的な解釈(意味を一つにする)
    ↕
  ・伝統・・・多義的な解釈(人により意味、解釈が違う)

  「論語」は5W1Hがあいまい ⇒ 行く通りにも解釈ができる
  自分なりの「論語」の解釈を (自分自身がどのように理解し納得するか!!)

2016年2月13日(土)㈹杉江誠

東京商工会議所江戸川支部「自立型人材の育て方」~FC東京の人材育成術から学ぶ~

東京商工会議所江戸川支部「自立型人材の育て方」

講師:東京ガス㈱リビング本部ライフバル推進部長 FC東京前社長 阿久根謙司氏

タワーホール船堀 2階平安の間

「自立」をキーワードにマネジメントを!!

・「便利」は「自立」とって「不便」
   何でも揃っているから工夫をしない ルールでがんじがらめ
   子供はけんかを知らずに育つ⇒痛みを知らない
  ⇒小さい頃に「不便」なことをやっておいた方が良い!

・「教え込み」による「指示待ち族」の量産
   少子化⇒過保護
   お受験⇒単独での行動が増えコミュニケーション不足
    ↓
   団体行動の中でリーダーシップなどを学ぶ機会の欠如
   大人(親、教師、監督)が教えすぎてしまう ・・・ 子供たちに罪はない
                            「わかりません」と言えばすぐに大人が教えてくれる
・日本の風土、文化、歴史的背景
   島国、鎖国、農耕民族 ⇒ 自己主張しなくても自国内で生きていける
        ⇔
   大陸         ⇒ 地続きのため自己主張しないと生きていけない

   高度経済成長時の統一製品の大量生産 ⇒守るセオリーがあれば生きていけた ← 今では全く通用しない
   ↓
  自ら考え自社や社会を変革する人=「自立」した人が求められている ⇒ 「コーチング」によって育成

・コーチングって
 コーチングとは・・・考え工夫する環境を作り、自発的な行動を起こさせるためのコミュニケーションスキル
   Teaching:指示命令 上 ⇒ 下  ・・・一方的
   Coaching :質問提案 下 ⇒ 上  ・・・自由自在
  できる人は「自分ができるから」と一方的にそれを押し付ける 
    ⇒ 自発性、自立性、自律性を奪う
     「失敗する権利」を取り上げてしまう←イノベーションは失敗からしか産まれない
    ◎なぜ失敗したかを考え自らそれを乗り越えることで成長、進化する

 組織を「木」に例えると・・・
   「根」  = 信頼関係
   「幹」  = ミッション、ビジョン、ルールetc ⇒ Teaching
   「枝・葉」= ビジョン達成の方法 ⇒ Coaching 

 高い「自発性(やる気)」から「創造性」「積極性」「個性」「多様性」が発揮される
   結果管理 ⇒ 怒る ⇒ 受動的
   経過管理 ⇒ 承認 ⇒ 能動的
   (経過を見守り認める、ほめる)

・「自発性(やる気)」を引き出すには
   高い自発性は 「個人差(違った個性)を容認」し、
          「立場(上司⇔部下)を尊重」する
          上司の管理態度から産まれる
   そのためには
    ◎部下の話に「根気よく耳を傾け」
    ◎気持ちに「共感」し 
    ◎「否定せず」に最後まで聴く こと
   ただし、根っこに「愛情」・・・このマインドが無いとダメ!
   最初から出来ないがとにかく練習する ⇒ 成功体験の反復練習によって「わかる」から「できる」へ

・オートクライン(自己分泌)・・・自分で話した言葉が自分自身に作用すること
                 話すスピードの何十倍もの速度で脳を働かせる
   上司から部下へ質問を部下が答える、いっぱい話すことで
 ⇒ ・考えが整理される
   ・新たな気づきが生まれる
   ・安心する(聴く耳をもつ)・・・見てくれている、認めてくれている

◎主なコーチングスキル
 1、質問 (質の良い問いかけをたくさんする)
    オープンクエスチョン(5W1H)でオートクラインを起こさせる
    クローズドクエスチョン(YESorNO)は使わない・・・考えないから
 2、ペーシング
    あいずち、同じ言葉の繰り返し・・・共感、承認
    うなずき、声のトーン
 3、チャンクダウン、チャンクアップ
    まとまった「かたまり」をほぐす
    より大きな「かたまり」をつくる
 4、承認
 5、沈黙・・・オートクラインを邪魔しない  ← できる人にとって最も難しい

◎コーチング基本の「き」
 ・基本理念  ・・・個人差の容認
 ・具体的な行動・・・「傾聴」
           「共感」
           「観察」
           「声かけ、問いかけ」
 ・まず教えることができる「Good Teacher」から「Good Coach」へ
 ・魔法の言葉「で、どう?」の問いかけを
 ・成功のなぜ?・・・成功体験の掘り下げにより気づきが生まれ、成功体験が自身の引き出しに貯まっていく

「親」=「木」の上に「立って」「見ましょう」 ・・・子を「自立」させる立ち位置で

2016年2月14日(日)㈹杉江誠